U-18リーグ、正智深谷高に敗れる

2016年9月3日(土)、U-18リーグ埼玉県リーグ1部の第13節が行われた。

西高(リーグ7位)は10時から本庄市の埼玉工大グランドで正智深谷高(リーグ4位)と対戦し、1対3(0対1、1対2)で敗れた。この結果、西高は4勝6敗1分けの勝ち点13で順位は7位と変わらなかったが、9位だった市立浦和高が大宮南高に勝利し勝ち点を12に伸ばし8位に上がったため、勝ち点差は1に縮まってしまった。

試合の前半は、正智深谷高が相手ボールになるといったん引いてラインを作るという守備戦術を取っていることもあり、ボールキープの割合で言うと、西高が50%を超えているかに見えた。しかし正智深谷高の、守備ラインの外側は回させても中にはボールを入れさせないという徹底した守りに阻まれ、西高はボールは回せるがなかなかシュートまでは持ち込めない、という展開になった。0対0のまま終わるかと思われた前半終了3分前、正智深谷高のカウンター攻撃をいったんは防いだ西高だったが、正智深谷高にサイドをドリブルで破られ、ふわっとした絶妙のセンターリングを入れられると、ヘディングで先制点を決められてしまった。西高は守備の人数もそろっていただけに、与えてはいけない得点だった。

後半も開始から10分後、前半の得点と同様に正智深谷高にサイドをドリブルで抜かれ、追加点を与えてしまう。西高も1点を返そうと攻めたが決定機にまでは至らず、寸前のところで正智深谷高にコーナーキックに逃げられてしまうということを繰り返した。西高はCKの数では正智深谷高を上回っていたかもしれないが、どうしても得点を上げられずにいると、逆に正智深谷高にセンターリングから技ありのヘディングシュートを入れられ、0対3と勝負を決められてしまう。その後西高も、終了直前にゴール前でのフリーキックを素早くリスタートして1点を返し、最低限の意地は見せた。

後期リーグに入りこの日で4戦目、西高は全ての試合で前半に失点を喫している。逆に得点を上げられなかったのは1試合だけなので、守備の強化が課題であることは明白である。今年1部リーグへ昇格してきたチームという自分たちの置かれたポジションを再度自覚して、選手全員が守備を意識し、1部リーグ残留を果たしてもらいたいものである。

なお第14節は9月11日(日)に開かれる。西高(リーグ7位)は10時00分から新座市の西武台高第2グランドで西武台高(リーグ3位)と対戦する。OB諸氏の応援をお願いする。

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