【速報】高校総体、京都橘高に2回戦で敗れる

2017年7月29日(土)から、南東北高校総体サッカー競技が始まった。西高は、本日30日(日)の9時30分から2回戦を仙台市泉総合運動場内にある泉サッカー場で、京都橘高(京都府)と戦い、0対5(0対2、0対3)で敗れた。

試合は、開始から3分間で3回CKを取られるなど、京都橘高の高い攻撃能力に苦しめられた。前半14分に左サイドから西高ゴール前に高く上げられたボールを競り合い、その際に西高GKとDFが重なりこぼれたボールを京都橘高のFWに入れられてしまうという、少し不運な失点を喫してしまった。その1分後には、中盤で西高MFのパスが相手に渡ってしまいショートカウンターから京都橘高に2点目を取られてしまった。その直後に、今度は西高が相手のパスをカットし、スルーパスから西高FWが決定機をつかむが、京都GKが飛び出してシュートをセーブしCKに逃げられてしまう。前半のロスタイムには西高FWがミドルシュートを放つが、わずかにゴールの左上に外れてしまう。前半のこの2度の大きなチャンスを決められるか決められないかが、勝敗を左右したと言える。
後半、西高も選手を2人交代し反撃したが、得点を上げようと攻撃に人数をかけたため、相手のショートカウンターが有効に機能し、15分、21分、27分と得点を入れられ0対5で敗れてしまった。3失点はしてしまったが、後半も西高は、攻撃面では何度も得点機を作り出し、あと1歩というところまで迫ったが、最後は粘り強い京都橘高の守備をこじ開けられず無得点に終わった。
日本サッカー協会の公式記録を見ると、5点差をつけられているにもかかわらず、西高は前後半で合計8本のシュートを放った。しかし逆に得点を狙って前掛りになったため、京都橘高に合計16本のシュートを打たれてしまった。データから考えると、今回の高校総体の経験を活かし冬の選手権予選までには、先制点を与えずにロースコアーの試合に持ち込み最後に高い攻撃力を活かす、という試合展開ができるようなチームに成長して、高校総体に続き埼玉県代表の座を勝ち取ってほしいものである。

なお、本日30日も多くのOBが仙台まで応援に駆けつけてくれた。心から感謝します。

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