【速報】西高B、南部支部リーグ2部Aで優勝

 西高Bチームが参戦している埼玉県南部支部SS2Aリーグの試合が、11月11日(土)に行われた。西高Bチーム(リーグ1位、勝点28)は、西高グランドで15時00分から、浦和実業高(リーグ6位)と対戦し3対1(1対1、2対0)で勝利した。西高Bチームは、これで9勝0敗4分けの勝点31となり、1試合を残したまま南部支部SS2Aリーグに優勝し、来年度の南部支部リーグ1部への昇格を決めた。
 南部支部SS2Aリーグは残り1試合となった。西高Bチームの次の試合は、11月18日(土)の11時00分から県立川口高と西高グランドで対戦する。西高Bチームが無敗のままリーグ戦を終えられるよう、OB諸氏の応援をお願いする。

【試合評】
 勝てば優勝が決まるという試合になり、前半の西高Bチームはやや緊張したのか、攻めてはいるがシュートにまで到らないというもどかしい戦いぶりになった。それでも前半22分、西高はデフェンスから右MFへつなぐと、右MFがセンターリングするも、これが西高FWの背後に行ってしまい一瞬チャンスが潰えたかに思われた。しかし、西高FWがゴールを背にしたまま背中越しにシュートをするとこれが浦和実業高ゴール右すみに決まり、西高はラッキーな先制点を上げる。しかしその3分後に、浦和実業高MFにペナルティーエリア手前からミドルシュートを打たれ、これが決まり、試合は振り出しに戻ってしまう。前半は、浦和実業高が2本のシュートのうち1本を決めたのに対し、西高は何本ものシュートを打ちながら1点に止まり、1対1の同点で終わった。
 後半は、開始1分で西高が追加点を上げる。西高左MFがペナルティーエリアに侵入し折り返すと、西高FWがこれに詰め再びリードする。追加点でリラックスできたのか、この後は西高が何回かシュートチャンスを掴むが、シュートがことごとくバーを超えてしまった。後半12分、西高CBが自陣サイドでボールを奪うと浦和実業高の守備陣の裏へシンプルに蹴り込む。これが絶妙のフィードになり西高左MFが抜け出て、ペナルティーエリアの手前からミドルシュートをする。ゴールインかと思われたが、浦和実業高GKがファインセーブで止める。しかし、こぼれ球に西高選手が詰めてボールを無人のゴールへ流し込み、3対1と西高がリードを拡げる。その後も西高は何回かチャンスを掴むがゴールとはならず、試合は3対1で終了した。
 この結果、西高Bチームは来年度、埼玉県南部支部リーグの1部に昇格する。1部リーグでは、攻撃時に決定力を上げるとともに、守備ではもっと厳しく相手に体を寄せなければ良い成績はあげられない。1部リーグに昇格した年に優勝する、という目標に向かい努力を重ねてほしいものである。その前に、県立川口高との最終戦に勝って、無敗で1部昇格を果たしてくれることを願っている。
 

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