【速報】U-18リーグ、西高は4位で1部昇格ならず

 2017年の高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ2部の順位決定戦が、12月3日(日)に行われた。2部Aリーグ2位の西高は、Bリーグ2位の聖望学園高と飯能市の聖望学園高・下川崎グランドで、3・4位決定戦を戦い、0対7(0対4、0対3)で敗れた。この結果、西高は2部の4位となり、来年の1部リーグ復帰は叶わなかった。

 試合は開始早々から動いた。前半4分、聖望学園高MFに右サイドからペナルティーエリアに正確なクロスボールを蹴られ、それがピンポイントで聖望学園高MFの頭に合い、ヘディングシュートを決められてしまう。前半23分には、ペナルティーエリア内で下がろうとした西高DFの足が聖望学園高選手の足に引っ掛かって、聖望の選手を倒しPKを取られてしまう。西高DFのプレーも故意ではなかったので、やや厳しい判定ではあったが、これを決められ0対2となってしまう。しかし、西高はこの後も聖望学園高に主導権を握られ、前半だけで4失点を喫してしまう。
 後半も10分に、ペナルティーアーク付近で聖望学園高CFにポストプレーをされ、その折り返しを聖望学園高MFに決められ、0対5と点差を拡げられてしまう。その後、さらに2点を失い、最終的には7点という大量失点となってしまった。後半は、聖望学園高の中盤にスペースができたこともあり、西高も反撃し何度もシュートに持ち込むが、得点を上げることはできなかった。

 本日の西高は、1、2年生の新チームをベースに3年生4人(後半は5人)をオーバーエイジ的に加えた先発メンバーで、試合に望んだ。このため、西高はパスを出すタイミングや受け方などが合わないのに比べ、リーグ戦を戦ってきた3年生中心の聖望学園高は高いレベルのパスワークを披露し、コンビネーションの習熟度には歴然とした差があった。新チームのメンバーは、この大敗から自分たちの現在の実力を正しく認識し、強くなるために猛練習を積み重ね精進していく必要がある。

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