会長挨拶


浦和西高校サッカー部OB各位

2022年4月1日

浦和西高校サッカー部
OB会 会長 今井 敏明(1973年卒)

 このたび2022年4月1日付で「西高グランド人工芝化実行委員会」を設立いたします。近年は私立学校を中心に人工芝化が急激に進み、県内公立校においても浦和南高/市立浦和高/川口市立高が人工芝化を完了し、サッカー経験者の中学生の志望校決定時にも少なからず影響を及ぼしております。

 我々が「埼玉県立高校初」となる人工芝化を目指す目的は、西高サッカー部の悲願である1973年以来の全国高校選手権出場と1965年(岐阜国体)以来の日本一奪還であります。

 西高サッカー部の近況は、市原雄心監督(1995年卒)他スタッフの情熱溢れる指導と選手諸君の健闘により、2017年にインターハイ出場と高校選手権予選決勝戦に進んだことは記憶に新しいところですが、以降は県大会ベスト8の壁が厚く、S1(埼玉県高校1部)リーグ復帰も叶わず苦戦を強いられているのが現状です。

 その大きな要因が「試合/練習環境の整備」即ち「グランドの人工芝化」です。現在、県内の公式戦のほとんどが人工芝グランドで開催されるため、現役部員は公式戦毎に移動を強いられています。またキック/ドリブル/トラップ等の技術の向上を図る上でも、試合環境と同じ人工芝グランドが不可欠です。

 現在、今年9月からの本格活動を目指して有志のOB/OG各位による準備チームで作業を進めております。数々の課題が山積しておりますが、西高らしく自由かつ柔軟な発想と行動で、必ず人工芝化を実現する所存です。自薦/他薦を問わず、熱意と行動力に溢れた「我こそは!」という方の準備チームへのご参加をお待ちしております。

 OB/OG各位におかれましては、西高サッカー部の悲願達成のために、ぜひとも人工芝化の主旨にご賛同いただき、物心両面にわたる絶大なるご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。