U-18リーグ、後期開幕戦で首位武南高に逆転勝ち

本日2016年8月20日(土)からU-18リーグが再開された。第10節、西高(7位)は11時30分から杉戸町の昌平高グランドで武南高(1位)と対戦し、4対3(1対2、3対1)で逆転勝利を飾った。

試合は、前半20分に西高が先制点を上げるも、30分に武南高に同点にされると、西高はその3分後にも追加点を許し、西高は前半を1対2で折り返した。
前半は、先制点を上げたシーン以外は効果的な攻撃を見せられなかった西高だが、後半に入り武南高の両サイドを崩せるようになり何度かチャンスをつかんだ。後半20分、西高がカウンター攻撃を仕掛け、ボールを受けた西高FWがゴール正面からトウキックで技巧的なシュートを放つと、ボールはバーに当たりゴールに入り西高が同点とする。その後は、リーグ首位の武南高が攻勢を強め再三チャンスを作られた。後半30分、西高は武南高に再び勝ち越しゴールを許してしまう。すぐさま西高も反撃に出て、後半40分に左サイドから武南高を攻略する。一旦はチャンスが潰れたかに見えたが、粘ってボールを逆サイドへ展開しそのボールをゴール前に折り返すと、西高FWがそれを胸でトラップしてゴールに流し込み、西高が再度同点にする。残り5分は、両高とも攻撃意識が強くなり過ぎて前がかりになる。まず西高が武南高のカウンターを浴び、GKが武南高MFと1対1になる大ピンチを迎えてしまう。武南高のシュートがゴールの左に外れると、インジェリータイムに西高にチャンスが訪れる。カウンター攻撃から西高FWがペナルティーエリア内で粘ってドリブルし、相手DFに潰されながらもボールを味方選手につなぐと、武南高GKが前に出ていることを見てとった西高FWがボールを冷静にゴールへ蹴り込み、劇的な幕切れとなった。

西高はU-18リーグの後期最初の試合を逆転で勝利し、1部残留へ向け大きな勝ち点3を得た。今日の西高は、攻撃では粘り強くボールを拾い連続攻撃ができるようになったのは良い点だったが、守備では点を入れられると気落ちして連続で失点するのは改めなければならない。

次節11節は8月25日(木)に開かれる。西高は9時30分から杉戸町の昌平高グランドでインターハイでベスト4に進出した昌平高(2位)と対戦する。OB諸氏の応援をお願いする。

カテゴリー: ニュース パーマリンク