4校対抗は50歳以上チームが3位。なんとか面目を保つ

2016年9月22日(木・祝日)、第16回浦和4校サッカー部OB交流会がレッズランドで開催された。

時折雨が強く降る中、浦和高、市立浦和高、浦和南高、西高のOBたちが、熱戦を繰り広げた。前回は幹事校だったこともあり延べ27人が参加した西高だったが、今年は雨で開催されるかどうかはっきりしなかったこともあり、40代5人に50代以上が15人の合計20人と参加者が減ってしまった。50代以上のOBが連続して試合に出なければチームが編成できず、例年以上にメンバーのやりくりに苦しめられた。この40代、50代の交流戦の合間に、各校の60歳以上のOBが市立浦和高校女子チームと対戦するエキジビジョンマッチが行われた。西高からは池田明史OB会長と大谷達夫副会長の2人が出場した。

交流戦は、49歳以下チームが浦和南高校の攻められながも、西高らしい守備で南高のシュートを3本に抑えていたが、そのうちの1本が決まってしまい、0対1で敗れた。50歳以上チームも、50代以上の選手とは思えない鮮やかなシュートで浦和南高に先行されると、さらに追加点を奪われ、こちらも0対2で敗れてしまった。

49歳以下と50歳以上の両方のチームが1回戦で敗れ、西高としては盛り上がりに欠ける中、49歳以下チームが、浦和高との3位決定戦に臨んだ。試合は、浦和高の40代前半と思われるFW2人のスピードに50代中心の西高では対抗できず、次々とこの2人に中央突破をされ0対3になってしまう。ここで西高も反撃し、CKから中島康雄君(平成元年卒)が鮮やかなヘディングシュートを決め、一矢報いる。しかし、この得点が浦和高の若いFWに火をつけることになったのか、西高はその後4点、5点、6点と、立て続けに浦和高に得点を許してしまい、1対6という大敗を喫してしまった。

続いて行われた50歳以上チームの3位決定戦も、浦和高との対戦となった。西高は、ここまでの3試合全てに出場しているメンバーもいるなど、メンバーの遣り繰りが逼迫していた。しかし、この試合に敗れると全敗になってしまうということもあり、50歳以上のOB達が奮起した。浦和高がカウンター攻撃に出ようとしたところを、平田忠光君(昭和50年卒)がボールを奪い逆に浦和高ゴール前に送ると、走り込んだ配島幹雄君(昭和52年卒)がこれをゴールへ流し込んだ。配島幹雄君のゴールが決勝点となり、西高は50歳以上チームが1対0で3位となり、なんとか面目を保つことができた。

なお49歳以下も50歳以上も決勝戦は、市立浦和高と浦和南高の対戦となり、どちらの試合も引き分けの上、悪天候でPK戦を中止したため、両校優勝という結果になった。次回は多数の西高OBへ参加を呼びかけ、49歳以下と50歳以上でそれぞれ1チームずつ編成し、優勝を狙いたいものである。交流戦後、レッズランドのクラブハウス内で懇親会が行われた。多数のOBが参加し、西高の先輩・後輩のみならず各校OBとの交流に華を咲かせていた。

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