【速報】西高B、南部支部リーグ2部Aを無敗で優勝

 西高Bチームが参戦している埼玉県南部支部SS2Aリーグの最後の試合が、11月18日(土)に行われた。西高Bチーム(リーグ1位、勝点31)は、西高グランドで11時00分試合開始、県立川口高(リーグ6位、勝点10)と対戦し3対1(1対0、2対1)で勝利した。西高Bチームは、これで10勝0敗4分けの勝点34となり、優勝と次年度の南部支部1部リーグへの昇格に、「無敗で」という華を添えた。
 
 この試合、西高はBチームに所属する3年生の引退試合として、先発全員を3年生で臨んだ。前半1対0で終えた西高だったが、後半開始早々にFKから川口高選手にボールをヘディングですらされ同点ゴールを決められてしまう。ここでBチームの中島康雄コーチから「3年生の意地を見せろ」という叱咤激励があり、西高選手がその声に応えた。
 後半8分、西高が中盤でボールを奪うと、西高FW陣が相手DFラインと駆け引きをして、中盤の選手からスルーパスを呼び込み、オフサイドラインを上手く抜け出す。西高FWは右サイドを破ってペナルティエリア内に侵入すると、シュートを打たずにボールを折り返す。そこに西高MFが詰めて、サイドキックで易々とボールをゴールへ流し込み、西高が再びリードを奪った。得点の直後に西高は、自分たちのミスから川口高にボールを奪われシュートに持ち込まれるが、シュートがゴールの枠を外れことなきを得る。後半15分、西高は再びショートカウンターから、FWにつなぐとFWがドリブルでペナルティエリア内まで持ち込み、今度はシュートを選択する。これがゴールとなり、西高は3対1とリードを広げる。西高はその後も攻め続けたが、シュートがバーに当たって跳ね返るなど、追加点はあげられないまま試合は終了した。
 昨年は1部昇格を成し遂げられなかったBチームだったが、今年度は無敗という好成績でミッションを達成した。同時に、明日19日の高校選手権県予選決勝戦へ向け、チームの士気を盛り上げるのに貢献した。

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