U-16リーグ、浦和東高に逆転勝利

1年生を中心としたチーム(2016年1月1日時点で16歳未満の選手が出場できる)で戦うU-16埼玉県リーグ、5月に行われた入替戦に勝ち1部に昇格した西高は、12月14日(水)にRHF駒場グランド(旧駒場サブグランド)で浦和東高と対戦し、2対1(0対1、0対2)で逆転勝ちした。

2016年度のU-16埼玉県リーグ1部は浦和レッズ、大宮アルディージャのユースチームを含む全11チームが、年末までに1回戦総当たりで順位を競い、8位以下のチームは次年度に2部の上位4チームと入替戦を戦うことになる。浦和東高戦を終えて西高の戦績は、通算3勝4敗2分けの勝ち点11となった。

試合は前半3分、浦和東高選手がサイド突破を仕掛けてきたのに対し西高DFがやや遅れて止めに入りFKを与えてしまい、そのFKからヘディングシュートを決められ、試合開始早々に西高は先制点を許してしまう。その後、10分ほど浦和東高の猛攻を耐えると、徐々に西高がペースを握り攻め返す。しかし、西高がテスト期間明けで選手のコンディションが良くないのに対し、浦和東高の守りが堅かったこともあり、西高はなかなかシュートまで持ち込めず前半を終えた。

後半も一進一退の中盤での攻防が続いたが、両チームの運動量が落ちてくると中盤でスペースが空くようになり、それぞれ1回ずつ決定的なチャンスを掴んだ。西高が押し込むだけで得点というシーンを作るも、ボールに触れられずチャンスを逃すと、浦和東高も決定機を迎えるが、これは西高GKがファインセーブでボールを懐に収め事なきを得る。

残り5分となったところで、西高がCKを得ると、これを西高選手がヘディングシュートし同点にする。その2分後には、カウンター攻撃からボールを懐に収めた西高FWが、浦和東高GKが前に出ているのを確認して、ハーフェーラインを過ぎたあたりから40メートルの超ロングシュートを放った。これがきれいな弾道を描いてゴールに吸い込まれ、ついに西高が逆転する。試合はこのまま終わり、西高が2対1で逆転勝利を飾った。

リーグ戦の残り1試合、正智深谷高戦は17日(土)の14時から深谷市の埼玉工大グランドで行われる。U-16埼玉県リーグは対戦校同士の話し合いで試合日が決まるため、各校の消化試合数が異なる。このため順位は暫定となるが、12月3日時点では、正智深谷高は勝ち点9の暫定6位、西高が勝ち点8の7位で、両チームとも2試合を残していたので、17日に西高が勝利すれば自動残留圏の7位以上を確保する見込み。引き分けの場合は、他校の試合結果次第で自動残留できるかどうかが決まる。OB諸氏の応援をお願いする。

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