【速報】U-18リーグ、越谷西高に痛恨の敗戦

 2017年の高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグは第13節が行われた。2部Aリーグの西高(リーグ2位)は、9月3日(日)の11時30分から越生町の武蔵越生高グランドで、越谷西高(リーグ3位)と戦い0対1(0対1、0対0)で敗れた。この結果、西高は7勝4敗2分けの勝点23。7勝3敗3分けで勝点を24に伸ばした越谷西高に順位を逆転され、3位に後退した。

 西高は、前節の早大本庄高戦からもメンバーを少し入れ替えて、試合に臨んだ。その影響で攻撃の際の連携が上手くいかない面があった。その上、越谷西高の出足のいい守備に阻まれ、前半は攻撃面で決定的なチャンスを作ることができなかっただけでなく、シュートの数自体が少なくなってしまった。一方で守備面では、前節のような集中力を欠いた守備からピンチを招くというシーンはなかった。しかし、前半の給水タイムを終えた27分、西高が攻撃をしていたところで越谷西高にボールを奪われると、一気に前線に繋がれ越谷西高FWにペナルティーエリア内に侵入されセンターリングを許してしまい、そのボールに越谷西高選手に飛び込まれゴールを奪われてしまった。
 後半は、開始直後から西高は選手を交代し攻め続けた。しかし、越谷西高がDFラインを下げ、西高にDFラインの裏側を取られないようにしたことと、西高がミドルシュートを打たず、パス交換から相手を崩すことにこだわったことから、DFラインの裏側からセンターリーングを折り返すというシーンを、西高はなかなか作ることができなかった。それでも後半の給水タイムを過ぎてからは、越谷西高は足がつる選手が出始め、西高が越谷西高のサイドを攻略するようになった。後半40分、西高はそのサイド攻撃から決定的なシュートチャンスを迎えたが、シュートは越谷西高GKのファインセーブにあい、西高はどうしてもゴールを割ることができなかった。
 本日の試合、西高は攻撃面で課題が残った。まずシュートを打つという積極性を前面に出す必要性があること。次に相手のDFラインの位置を確認し、ラインが低ければミドルシュートを選択しその精度を高めること。課題を克服するべく練習に励んでもらいたい。

 西高の次のリーグ戦(第14節)は、9月10日(日)の13時30分から本日と同じ越生町の武蔵越生高グランドで、国際学院高と対戦する。OB諸氏の応援をお願いする。なお、U-18サッカーリーグ埼玉県リーグの詳しい日程は右記「U-18リーグ日程」をご覧下さい。

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