【速報】U-18リーグ、首位の浦和学院高に快勝

 2017年の高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグは第15節が行われた。2部Aリーグの西高(リーグ2位)は、9月18日(日)の11時30分から杉戸町の昌平高グランドで、浦和学院高(リーグ1位)と戦い2対0(1対0、1対0)で快勝した。この結果、西高は9勝4敗2分けの勝点29で、首位・浦和学院高との勝点差を5に縮めた。

 台風が通り過ぎ気温が30度を超え、夏が戻って来たかのような気象条件のもと、西高は試合開始から15分間は、浦和学院高のスピードに手を焼き後手に回る展開となった。前半11分には、西高DFが浦学FWに入れ替わられGKと1対1になられるが、西高GKが素早く飛び出して立ちはだかり、浦学FWはシュートをゴール左に外してしまう。前半19分には、浦学のFKを西高GKがナイスセーブで弾き出した。ピンチの後にはチャンスあり。前半23分、西高MFが浦学のサイドを攻略しマイナスにセンターリングを入れると、西高MFが浦学GKの上方へループ気味となる軌道のシュートを打ち、この技巧的なシュートが綺麗に決まり、西高が先制する。そのすぐ後に給水タイムとなり、西高はいい時間に得点を上げることができた。その後、前半32分に浦学にチャンスを作られるが、浦学のシュートがゴール左に外れた。西高も前半終了間際にビックチャンスを作る。サイドを攻略しまたもマイナスのセンターリングを入れたが、シュートがサイドネットに飛んでしまった。
 後半も開始から浦学が主導権を握りボールを回し始める。この一戦にどうしても勝たなければならないリーグ2位の西高は、前半ややオーバーペースだったのか、後半に入り運動量で浦学に上回られ劣勢に立たされてしまう。そこで西高は、早めに選手を2人交代させる。これが功を奏し、西高が中盤でボールを奪えるようになる。後半15分、17分と西高が立て続けにシュートを放ち、19分にもCKからヘディングシュートを放ったが、ゴール左へ惜しくも外れてしまう。直後に浦学も反撃し、西高のパスをカットしたのをシンプルに縦へパスし走り込んだ浦学FWがシュートしたが、これは西高DFが阻み浦学FWはハンドの反則を犯してしまう。給水タイムの後からは、西高がペースを握る。交代で入った西高FWがペナルティーエリアに入ったところでクリーンシュートを放ったが、これはポストに当たり跳ね返ってしまう。追加点のチャンスを決めきれなかった西高だが、後半35分、先ほどポストに当てた西高FWが再度シュートを放つと、浦学GKがセービンングでこれを弾くが、今度は西高MFがきっちり詰めていてゴールへ押し込み2点目を上げる。西高はこの2点のリードを危なげなく守り、前期敗れた浦和学院高へ借りを返した。

 次のリーグ戦(第16節)は、9月23日(土・祝日)の11時30分から飯能市の聖望学園高・下川崎グランド(飯能市下川崎水越553)で、ふじみ野高(リーグ4位)と対戦する。西高がリーグ2位以内となり1部昇格決定戦への出場を確実にするためには、どうしても勝たなくてはいけない試合が続く。OB諸氏の応援をお願いする。
 
 なお、U-18サッカーリーグ埼玉県リーグの詳しい日程は右記【「U-18リーグ日程」】をご覧下さい。

カテゴリー: ニュース パーマリンク