【速報】U-18リーグ、武南高Bに敗れる

 2017年の高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ、2部Aリーグの西高(リーグ2位)は、9月30日(土)の14時00分から深谷市の埼玉工大グランドで、武南高B(リーグ4位)と第18節を戦い1対3(0対1、1対2)で敗れた。

 この試合立ち上がりから15分間、西高は武南高Bの気迫に負け自陣に押し込まれてしまう。このため西高は、DF陣も中盤の選手も落ち着いてパスをつなげることが出来なくなり、反撃に出るたびにミスでボールを失うことを繰り返した。15分を過ぎたあたりから武南高Bの動きの量が少なくなり、西高のパスがつながり始め武南ゴール前までは行けるようになる。しかし、立ち上がりに武南高Bの気迫に負けたことから西高のプレーがやや消極的になり、シュートを打つまでには至らない。その後、前半30分を過ぎたあたりからは西高も落ち着きを取り戻し、パスを回して武南高Bの守備を崩そうとするが、本日の西高は攻撃にスピードがなく武南高Bに引かれてしまい、両サイドの深いところをえぐることが出来なかった。ハーフタイムが近づいた前半43分、西高が攻めていたところでカウンターをくらうと、西高DFが一度は武南高FWを止めるが、その際にボールが浮いたところを武南高FWにシュートされ、先制点を許してしまう。
 後半も開始から武南高Bのペースになった。それでも1点を返さなければならない西高が、次第に反撃を始め、立て続けにCKやFKを得る。後半15分、西高が武南高エリアでFKを得ると、このボールを跳ね返され逆にカウンター攻撃に合い、一度は西高GKが止めたが、再度武南高FWにつめられ手痛い2失点目を喫してしまう。後半16分には立て続けにピンチを迎え、武南高Bの選手にペナルティエリア内で抜け出され1対1になるが、西高GKがシュートをブロックしてことなきを得た。その2分後、今度は西高が攻めると武南高の選手がたまらず西高選手を倒し、西高がPKを得る。これを西高が決め1対2とする。どうしてもあと1点が欲しい西高は攻めを一段と強めるが、後半25分、またしても武南高Bにカウンターから3点目を決められ、万事休した。
 本日、西高は武南高Bに狙い通りのカウンターサッカーをやられてしまった。西高はリーグ戦の最後に来て、又してもカウンター対策を考える必要性に迫られた。次節のリーグ最終戦に向け、守備の再整備をすると同時に、攻撃面では積極性を出してもっとシュートを打つことを意識してほしいものである。

 次のリーグ戦(第17節)は、10月07日(土)の10時00分から深谷市の埼玉工大グランド(深谷市普済寺1690)で、正智深谷高B(リーグ8位)と対戦する。最終18節を、他チームよりも早く9月30日に行ってしまった西高にとって、この試合がリーグ最終戦となる。西高がリーグ2位以内となり1部昇格決定戦へ出場するためには、この試合に勝利し他チームの結果を待つ必要がある。OB諸氏の応援をお願いする。
 
 なお、U-18サッカーリーグ埼玉県リーグの詳しい日程は右記【「U-18リーグ日程」】をご覧下さい。

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