【速報】U-18リーグ、正智深谷高Bと引分ける

 2018年の高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグは、本日2018年9月8日(土)に第14節が行われた。2部Aリーグに属する西高は、深谷市の埼玉工大グランドで11時30分から正智深谷高Bと戦い、1対1(0対0、1対1)で引分けた。この結果、西高の成績は8勝4敗2分の勝点26。7勝2敗5分の正智深谷高Bと勝点では並んでいるが、得失点差が13の西高が3位で、得失点差15の正智深谷高Bが2位は変わらない。

 西高は、前節と同様に今日も前半開始から積極的に正智深谷高に攻め入った。開始3分、西高はペナルティーアークの手前からミドルシュートを放つ。前半5分には、西高MFが正智深谷高GKを交わしてゴールに流し込むようなシュートを放つが、これはカバーに入った正智深谷高DFに蹴り出されてしまう。前半8分には、スローインから西高MFがセンターリングすると、これを西高選手がヘッドで合わせゴールインかと思われたが、正智深谷高GKがフィスティングでバーの上に逃れる。西高は、この前半10分までの攻撃で得点を上げておくべきだった。前半のシュート数は西高の6本に対し、正智深谷高は3本であり、西高がチャンスの数で正智深谷高を上廻った。

 両校とも前半ややハイペースだったのか、後半は開始から両校が中盤で潰し合い、相手ゴール前まで迫れない展開となった。それも後半10分を過ぎると、次第にスペースができ始めたのか、両校がシュートまで持ち込む展開となった。後半20分、西高は後半2本目のCKを与えてしまう。これを正智深谷高にヘディングシュートされ、先制点を与えてしまう。その後、西高も反撃しシュートを打つが決まらず、給水タイムとなる。給水後には、またも正智深谷高に決定機を作られてしまうが、これは西高GKが果敢に前に出たこともあり、正智深谷高選手のシュートはゴールの枠に飛ばなかった。時間がなくなってきた後半42分、西高はサイドからのボールをCFが正智深谷高ペナルティーエリア内で絶妙の強さで味方選手に落とすと、上がってきた西高DFが豪快に正智深谷高ゴールへ蹴り込んだ。同点にしたことで西高は勢いづき、その後、4本連続でCKを得て追加点を狙ったが、正智深谷高GKのファインセーブもありゴールは上げられなかった。後半も西高は、正智深谷高の2倍のシュートを放って攻めたが、勝ち越すことは出来なかった。
 本日は勝利することは出来なかったが、後半残り5分というところで猛攻をかけ3試合連続で得点を奪ったこと、最後まで諦めなかったという点は評価に値する。一方で、失点シーンで西高選手が誰も競らず正智深谷高選手にフリーでヘディングさせたことは、次節に向け大いに反省する必要がある。

 U-18サッカーリーグの第15節は、9月17日(月・祝日)に行われる。西高は、9時30分からさいたま市のRHF駒場(旧駒場サブグランド)で浦和東高Bと対戦する。OB諸氏の応援をお願いする。

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