【速報】西高女子、決勝リーグ最終戦も本庄第一高に敗れる

 平成30年度埼玉県高校女子サッカー選手権大会は、2018年9月24日(月・休日)に決勝リーグ第最終戦が行われた。西高女子は、東松山市の岩鼻グランドで15時時00分から本庄第一高と対戦し0対4(0対2、0対2)で敗れた。西高女子は、準々決勝の勝者4校で競う決勝リーグで、残念ながら3戦全敗となった。
 決勝リーグは4校が1回戦総当りで戦い、1位と2位の高校は全国高等学校女子サッカー選手権への出場権をかけて戦う関東高校女子サッカー選手権へ、3位と4位の高校は全国大会の予選ではない、強化と研修を目的とした関東高校女子秋季大会へ出場する。4位の西高女子が出場する関東高校女子秋季大会は、10月27日(土)から茨城県鹿嶋市で開かれる。
 今年1月3日の「初蹴り」で、女子の新キャプテンになった菊地薫さんから「この2年間は、あと1勝というところで関東大会出場を逃し悔しい思いをしてきたので、今年は関東大会へ出場したい」と決意表明があった。決勝リーグでは勝利を上げることはできなかったが、新年に宣言した目標を達成した西高女子の奮闘を讃えたい。埼玉県の決勝リーグで上手くいかなかった点を明日からの練習で改善し、関東大会で勝利を上げてくれることを願って止まない。

 試合は、本庄第一高の攻勢で始まった。本庄第一高に立て続けに3本シュートを打たれた西高女子は、前半12分、逆襲からMFが抜け出し本庄GKと1対1となるが、シュートがジャストミートせず本庄GKにキャッチされてしまう。その1分後、本庄MFにペナルティーエリアに侵入されシュートを決められてしまう。結果的に、この試合最大のチャンスをのがした直後に失点を喫してしまい、西高女子はツキにも恵まれず、最終戦も相手に先制を許す展開となった。その後、給水タイムが過ぎた前半25分、西高女子は本庄MFにサイドからのカットインを許し、豪快なシュートを突き刺されてしまう。前半は、0対2で終わった。
 後半開始早々、西高は選手を交代し布陣も変更する。後半10分、西高女子はCKを本庄に取られてしまう。CKのボールを西高女子が一旦はクリアーするが、本庄に拾われロビングボールを送り込まれてしまう。残っていた本庄の選手がフリーでボールをトラップし、ゴールへ蹴り込んだ。西高女子はラインを押し上げようとしたが、遅れた選手がいたのか本庄の選手をオフサイドにすることはできなかった。給水後の後半30分には、本庄の俊足MFにサイドを破られセンターリングを反対サイドから詰められ、本庄第一高に4点目を決められ、0対4で敗れた。
 本日は、西高女子も中盤でボールをつなごうという意思が見えたが、中盤の構成力で本庄第一高に圧倒されてしまった。西高女子は、前後半で合計20本近いシュートを浴びたが、GKが最後の最後で何度も手を伸ばして防いでいた。本日の西高女子GKの頑張りは、特筆に値するものだった。

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