【速報】U-18リーグ、最終戦は埼玉栄高に敗れる

 2018年の高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグは、本日2018年11月24日(土)に最終の第18節が行われた。2部Aリーグに属する西高は、飯能市の聖望学園高・下川崎グランドで、埼玉栄高と対戦し、0対2(0対1、0対1)で敗れた。この結果、西高のリーグ戦の成績は10勝6敗2分の勝点32。前節終了時点で4位とは勝点が7ポイント離れていたので、順位は3位で変わらないままリーグ戦を終えた。

 試合は出足鋭く寄せてくる埼玉栄高に対し、体がやや重そうな西高という対照的な組み合わせで始まった。試合開始直後、西高はいきなり埼玉栄高にCKを取られシュートを見舞われてしまう。前半6分、西高MFの足がペナルティーエリア内でヘディングでボールを突つこうとした栄高選手の頭に接触しPKを取られ決められてしまう。その後も西高は、DFが栄高FWに交わされピンチを迎えるが、GKが飛び出しかろうじてボールを手に当て難を逃れる。30分過ぎからようやく西高もエンジンがかかりチャンスを作れるようになる。前半終了間際には相手を押し込み、絶好のセンターリングかというボールを相手ゴール前に送ったが、栄高GKに触られシュートを打つことができなかった。
 ハーフタイムに喝を入れられたのか、後半は一転し、西高がいい出足を見せ次々とチャンスを作った。後半5分、西高FWが相手GKと1対1となるが、隅を狙ったシュートは相手GKに触られ弾かれてしまう。その1分後には、ドリブルから西高MFが低い弾道のシュートを放ったが、これも相手GKにセーブされてしまった。西高が同点にしようと前がかりになると、栄高はカウンターを狙い始めた。後半17分には、栄高のカウンターからピンチを迎えるが、クロスがゴール前の栄高選手に合わなかった。しかし、その3分後にカウンターから栄高MFに単独突破を許し、西高は2点目を献上してしまう。その後、西高は攻撃的な選手を投入して攻め続けたが、DFライン中央を栄高に固められ決定機を作り出すことができなかった。
 今日の敗戦の原因は、後半開始のようないい緊張感を持って試合に入れなかった点に尽きる。試合開始時点で9位の埼玉栄高が2部残留を目指し必死に走ってくるのに対し、西高選手が突っ立ったままプレーしたのではサッカーにならない。西高は、順位決定戦までにコンディションを上げ、試合開始から終了まで全力で走りきる必要がある。

 U-18サッカーリーグ2部は、最終順位決定戦が12月1日(土)か2日(日)に行われる(現時点では試合会場は未定)。西高は、Bリーグ3位の国際学院高と対戦する。OB諸氏の応援をお願いする。

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