【U-18リーグ】西高は、西武台高のカウンター攻撃に敗れる

2019年9月10日(火)、8月20日に雷雨で中断となった高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ1部の後期第1節が行われた。西高は、新座市の西武台高第2グランドで9時30分から、西武台高と対戦し0対3(0対0、0対3)で敗れた。西高の成績は、1勝12敗1分けの勝点4。西高の次のリーグ戦は、9月15日(日)の9時30分から、さいたま市の浦和南高グランドで浦和南高と対戦する。OB諸氏には、1部残留に向けて戦う西高へ、熱い応援をお願いする。

 変則的な試合となった西武台高戦は、メンバーは中断した8月20日の時点と同じ選手が出場する。ケガなどで出場できない選手がいる場合は、試合再開の前半14分の時点で交代しなければならない、というルールで行われた。

 観戦したOBによると、この試合、後半の給水タイム直前に失点するまでは、西高が主導権を握って戦っていたとのことだった。にもかかわらず、西高が中盤でボールロストするや、西武台高にショートカウンターから先制されてしまった。OBは「結果的にこの失点が重かった」、と語った。2失点目も中盤でのボールロストから西武台高のショートカウンターにあい、防ごうとした西高DFがPKを与えてしまい、これを決められてしまった。3失点目も、得点を取らなければならない西高が前がかりになったところで、やはりカウンター攻撃でやられたとのことだった。

 本来は、西高がカウンター攻撃への守備を意識して戦わなければならないところ、逆に主導権を取れずにいた西武台高が我慢を重ねカウンターの機会を待ち、西高のミスを見逃さず得点を奪ったという報告だったので、悔やんでも悔やみきれない敗戦と言える。西高は次節以降、相手のカウンター攻撃の芽を摘むために、どういうシステムで、またどういう指示を選手同士でかけ合うかなどを決めて、試合に臨まなければならない。後期リーグに入り、西高の攻撃には改善が見られる。この後、守備に対する意識改革をして、西高が残りのリーグ戦を無失点で終えることができれば、1部残留とともに選手権予選での好成績も期待できる。課題は正智深谷高戦で明らかになったように「守備の意識」である。次戦での改善を望みたい。

カテゴリー: ニュース パーマリンク