【速報】U-18リーグ、西高は浦和学院高に勝利

 2019年9月29日(日)、高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ1部の後期第7節が行われた。西高は、杉戸町の昌平高グランドで11時30分から、浦和学院高と対戦し2対1(2対0、0対1)で勝利した。西高の成績は、2勝14敗1分けの勝点7。高校選手権埼玉県予選(10月12日開始)を目前に控えリーグ戦に勝利できたことは、勝点3以上の意義がある。選手権予選に臨むチームへ自信を与えてくれたに違いない。

 次のリーグ戦(後期第9節)は最終戦になり、高校選手権埼玉県予選が終了した後、12月1日(日)に行われる。西高は、10時00分から新座市の西武台高第2グランドで国際学院高と対戦する。OB諸氏には熱い応援をお願いする。

 試合は、西高がいい入り方をして始まった。西高は出足よく守って何度もカウンター攻撃を仕掛けた。前半8分、西高がカウンター攻撃からPKを獲得し、これを決めて先制する。前半14分には浦和学院高にチャンスを作られるも、これはシュートがバーの上に飛び難を逃れた。西高も反撃し、前半21分、西高が4、5本パス交換して浦和学院高のサイドを崩し、最後は浦和学院高ゴールへボールを流し込み2点差とした。その後、浦和学院高に反撃されるがシュートは西高GKがセーブして、給水タイムとなる。給水タイム後は、互いに数回シュートチャンスを迎えたが、両チームともブロックして決定機にはさせず、前半は終了した。

 後半もいきなり試合は動いた。後半4分、相手サイドで西高がボールを奪われ、浦和学院高のカウンター攻撃を浴びる。これを一旦は止めたかに見えたが、ゴール前の混戦からシュートされ浦和学院高に1点返されてしまう。浦和学院高の圧力が増し、後半6分には浦和学院高CBが上がってきてシュートを打つも、これはバーを超えていった。西高も反撃し、交代で入った選手がいいシュートを放ったが、これは浦和学院高GKにセーブされCKに逃げられてしまった。給水タイム後の後半29分には、西高が中盤でのワンツパスからチャンスを迎えるが、浦和学院高DFの必死のブロックに合う。後半36分には、西高選手がカウンター攻撃に対し飛び出して来た浦和学院高GKを交わしてシュートするが、サイドネットへ外れた。38分には、ミドルシュートがバーに当たって跳ね返ってくるなど、西高は決定機を何度も迎えるが、追加点を上げることができなかった。逆に、後半42分には、浦和学院高にサイドを崩されセンターリングからヘディングシュートを打たれあわや同点かと思われたが、西高GKが素晴らしい反応ではじき出し、試合は2対1のまま終了した。

 9月にしては高い気温と照りつける陽射しの下で行われた試合だったが、西高選手は最後まで足を止めることなく浦和学院高選手の攻撃に対処した。また前期の浦和学院高戦とは一転し、この試合では西高選手同士の指示の声がよく聞こえた。この試合の守備をベースにして、10月から始まる高校選手権予選では良い成績を上げてもらいたいものである。

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