【速報】新人大会南部支部予選、PK戦で川口青陵高に勝利

 令和元年度埼玉県高校サッカー新人大会南部支部予選が、2020年1月18(土)から始まった。準々決勝に進んだ西高は、本日1月26日(日)の12時00分から戸田市の惣右衛門グランドで、川口青陵高と対戦し1対1(1対1、0対0、0対0、0対0)の同点からPK戦となり、PK戦を5対4で制し、準決勝へ進んだ。準決勝は、2月1日(日)の12時00分からさいたま市の市立浦和南高グランドで行われ、浦和学院高と対戦する。なお南部支部予選 のトーナメント表はこちらをご覧下さい。

 前半、先制したのは西高だったが、すぐに川口青陵高に同点にされ、試合はもつれた。ボールをつないで攻める西高に対し、西高のパスミスを狙い奪うとすぐに蹴り込むキックアンドラッシュ戦法の川口青陵高、という戦いになった。前後半、さらには延長戦も含め、西高が川口青陵高を終始押し込む展開となったが、決定機はキックアンドラッシュ戦法を徹底し、カウンター攻撃を仕掛ける川口青陵高が多くつかんだ。西高が勝利できたのは、西高GKが後半2回、延長に入り1回、1対1や川口青陵高の決定的なシュートを防いだからである。

 本日の西高は、相手を押し込んではいたが、決定機を作ることができなかった。理由は、得点が取れない焦りからかボランチからの配球が縦へのスルーパスばかりになり、青陵高DF陣に対応されFWが裏へ抜け出すことができなかったからである。準決勝では、サイドへ素早くシンプルに展開し、サイドMFとFWとのコンビネーションで崩すというシーンを見てみたいものである。

 トーナメント戦を勝ち抜くには、本日のような幸運な勝利も必要である。この幸運を活かし、次戦に勝利し新人戦の県大会出場権を獲得してほしいものである。なお本日のPK勝ちにより、西高は4月に行われる関東大会予選への出場権を得た。

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