2016年1月3日(日)9時から西高グランドで、池田明史OB会長の開会の挨拶に続き、「初蹴り」が行われた。
85歳になられた小川時雄初代コーチからは、60年以上続いているみかんの差し入れとともに、今年も暖かい現役への励ましがあった。
近年、参加者が200人を超える規模になり、15年からは全てハーフコートでの試合に変更した。参集したOBは、最年長の大木葉俊泰先輩(1963年卒業)から現役を引退したばかりの大学1年生まで、年の差は今年も50歳以上となった。OB109人、現役サッカー部員98人に、女子サッカー部OG22人、女子サッカー部員22人の、総勢251人が今年初めての試合を行った。
試合の合間には、現役サッカー部員の保護者の方々が作ってくれた、豚汁とおにぎりでエネルギーを補給した。
中締めでは、仲西駿策第2代監督から「西高伝統の守ってカウンターを狙うサッカーをするにせよ、ポゼッションを重視したサッカーをするにせよ、西高には頭を使ったサッカーをして勝ってほしい」という厳しい叱咤が飛んだ。OBや元監督・コーチたちからの激励に、男子新主将・肥後颯樹君からは「今年は(U-18埼玉県リーグの)S1リーグで戦うことになったので、自分たちのやり方で楽しんでリーグ戦に勝ち、選手権でも優勝したい」、女子新主将・樫平琴音さんからも「昨年の(女子)選手権予選がベスト16で終わってしまったので、これから始まる新人戦で勝って、春の学校総体では先輩たちの成績を超えられるようがんばります」という力強い決意表明がされた。
男女共に、今年の活躍に期待が膨らんだ1日になった。