高校総体予選は、24日に組み合わせが決まり、本日5月28日(土)が1回戦という、あわただしいスケジュールで始まった。
西高(1部7位)は、14時30分から埼玉スタジアム第4グランドで武蔵越生高(2部Bリーグ9位)と対戦し、2対0(1対0、1対0)で勝利し2回戦へ進んだ。
武蔵越生高は、U-18リーグでは現在2部に所属するが、2年前にはU-16リーグ1部入りを賭けて入れ替え戦を戦い、西高が敗れた相手でもある。それだけに現3年生には、2年間で自分たちが成長したことを示せるいいチャンスとも言えた。
試合は前半開始早々に西高が先制点を上げるも、両校とも譲らず互角の展開が続いた。試合終了間際には、武蔵越生高のCKが3本続くなど、あわや同点かという危ないシーンもあった。後半は、それが一転し、西高が中盤でのルーズボールをことごとく拾い始め、パスがよく廻り始めるようになった。西高が何度もチャンスを作るが、武蔵越生高も最終ラインは突破を許さず、決定的な形では西高にシュートを打たせなかった。そういう展開が続いた後半25分、西高がついに武蔵越生高ディフェンスラインを破り、決定的なチャンスを作る。西高MFがゴールエリアに侵入しマイナス気味にセンターリングを返すと、西高FWがそれを難なく決め決定的な2点目を上げた。その後、西高は武蔵越生高の反撃を抑え勝利を上げた。西高、特に3年生は、1年生の時に敗れた相手に無失点で勝利し、この間に自分たちが成長したことを見せることができた。
2回戦は、1週間空いた6月11日(土)の12時30分から大宮東高グランドで行われ、越谷西高(2部Aリーグ5位)と対戦する。OB諸氏の応援をお願いする。
なお、総体予選の詳しい組み合わせは、平成28年度 学校総合体育大会 兼 全国高等学校総合体育大会 埼玉県予選をご覧下さい。