西高、25年ぶりの新人戦優勝ならず

2月12日、西高は新座市の西武台高校第2グランドで、西武台高校と新人戦決勝で対戦し1-6(前半0-1、後半1-5)で敗れ、25年ぶりの優勝はならなかった。
試合は前半11分、西武台の右コーナーキックが西高ゴールのファーポスト側を襲い、そのこぼれ球を押し込まれ失点。西高も反撃し決定機を作りかけた。CF榎本がシュートモーションに入ったところで、西武台のバックが一瞬早くスライディングでボールを外に出し、前半は0-1で終わった。後半に入り、9分にショートコーナーを選択した相手の変化に対応できず、西武台のCB垣内にフリーでヘディングを許し、2点目を入れられてしまう。そこから西高も反撃し、12分に左サイドでスルーパスを通し、角度のないところから西高MF山崎が逆のサイドネットに強いシュートを決める。西高が同点を狙って攻撃的になった後半20分に、西武台は交代で入ってきたFW小林が、素早いワンツーから鮮やかなシュートを決め、1-3と西高を突き放しにかかる。その後10分間で、西武台高校に3点追加され、西高は結果として1-6の大敗を喫してしまった。
結果は大敗となったが、近年の低迷を脱し新人戦で決勝まで勝ち抜き、西高復活の第一歩を記すことができたのではないか。これを自信にして、次は関東大会の出場権を獲得してもらいたいものである。(黒須)

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