【速報】U-18リーグ、正智深谷高に敗れる

2019年9月7日(土)、高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ1部の後期第5節が行われた。西高は、深谷市の埼玉工大グランドで9時30分から正智深谷高と対戦し、0対4(0対1、0対3)で敗れた。西高の成績は、1勝11敗1分けの勝点4。西高の次の試合は、変則的な試合となる。9月10日(火)の9時30分から新座市の西武台高第2グランドで、雷雨で中断となった後期第1節の西武台高戦を、前半14分から再開し76分間行う。メンバーは、中断した時点と同じ選手が出場する。ケガなどで出場できない選手がいる場合は、試合再開の14分の時点で交代しなければならない。OB諸氏には、1部残留に向けて戦う西高へ、熱い応援をお願いする。

 この試合、西高は前半は押されながらも全員が粘り強く守っていた。西高は守るだけでなく、前半6分には両チームで初となるシュートも放った。その後、正智深谷高の逆襲を浴び、2本立て続けにシュートされたが、1本目は外れ2本目は西高GKがセーブして難を逃れた。給水タイム後は、むしろ西高の方が出来が良かったくらいであった。前半34分には、ロングスローの崩れから、西高MFがPAのすぐ外側からシュートしたが、ボールはバーのわずかに上を超えて行った。その1分後には、カウンター攻撃から西高FWがドリブルシュートを放つも、これは正智深谷高GKにセーブされてしまった。そして前半42分、正智深谷高にカウンター攻撃をされると、西高DFが正智深谷高選手の足を引っ掛けてPKを与えてしまう。その直前に西高の別のディフェンダーが怪我をしてしまい、交代で入ったDFのこれがほぼファーストプレーだっただけに、西高DFにとってはやや不運であった。しかし、これを決められ西高は1点のビハインドで前半を終えた。

 後半は、開始から正智深谷高がエンジン全開で西高に襲いかかってきた。開始1分で、正智深谷高に強烈なシュートを打たれるが、これは西高GKがセーブしてCKに逃れた。後半5分、サイドで正智深谷高MFにフリーでボールを持たれ、逆サイドのMFにドンピシャでセンターリングを合わされ、ヘディングで追加点を奪われてしまう。西高も反撃に出てシュートを放つも勢いがなかったり、正智深谷高選手にブロックされたりして得点にはならない。後半23分、またも正智深谷高選手にサイドでボールを持たれ、余裕を持ってセンターリングを上げられ、これを正智深谷高MFにボレーシュートで3点目を決められてしまう。給水タイム後にも追加点を奪われ、西高は終わってみれば0対4と、正智深谷高に完敗を喫してしまった。

 本日の西高は、前節の成徳深谷高戦の勝利もあり、前半は正智深谷高を苛立たせるくらいの守備が出来ていた。しかし、後半は攻撃のスピードを1段階上げた相手について行けず、フリーにしてしまうシーンが目に付いた。なぜ後半は相手選手への対応が遅れてしまったのか、今日の暑さに負けたのか、それとも別の理由があったのか。この点を全員で反省して、3日後の西武台高戦では改善し、勝利してもらいたいものである。

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