【速報】西高女子、久喜高にPK負け、関東大会を逃す

 令和元年度埼玉県高校女子サッカー選手権大会のトーナメント2回戦が、9月14日(土)に行われた。西高女子は、久喜市の総合運動場で15時30分から、久喜高と延長戦まで戦い0対0(0対0、0対0、0対0、0対0)の末、PK戦(3対4)で敗れた。この結果、西高女子は全国女子高校選手権の関東予選出場校を決める、決勝リーグに進むことができず順位リーグへ回ることとなった。順位リーグ第1戦は、9月16日(月・祝日)の12時30分から戸田市の惣右衛門グランドで行われ、西高女子は市立川口高と対戦する。OB/OG諸氏の応援をお願いする。

 35分ハーフの試合は、前半は地元の久喜高が優位に進めた。前半13分までに、FK2本、CK1本、シュート2本を放たれ西高女子は自陣に押し込まれた。前半13分に、ようやく西高女子もパスをつないで反撃したが、シュートは打てなかった。給水タイム後の前半25分、西高女子がサイドを突破して折り返し先制の絶好のチャンスを作ったが、西高女子CFのシュートはわずかにゴール左側へ外れた。その後、久喜高にゴール正面のペナルティーライン上から強シュートを放たれたが、これはゴールのバーの少し上へ外れた。

 後半は西高女子がペースを握った。後半2分、久喜高BKのパスミスを狙っていた西高女子CFが、久喜高PAすぐ外側でボールを奪いループシュートでゴールを狙ったが、バーに当たり戻ってきてしまった。西高女子は、後半15分にもCKからヘディングシュートを放ったが、これはゴール右側へ外れてしまった。その1分後に久喜高も反撃しシュートを放った。このシュートはポストに当たって跳ね返り、西高女子はピンチを逃れた。給水タイム後は西高女子が攻め続け、2度得たCKでは、あとわずかでゴールというところまで迫ったが、久喜高に守りきられてしまった。

前後半各5分の延長戦も、西高女子が久喜高を押し込む展開となったが得点することはできず、勝負はPK戦へと持ち込まれた。PK戦は、西高女子が2人続けて外したのに対し、久喜高は最初のキッカー以外は残り全員が決め、西高女子はPK負けを喫してしまった。後半から延長戦は西高女子が押していた。いい軌道のボールが入っていたCKを押し込むことが出来ていれば、勝敗は違ったものになっていた気がする。それだけに、なんとも残念な結果となってしまった。西高女子には、来年こそは全国女子高校選手権の関東予選へ出場してもらいたいものである。

 

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