【速報】U-18リーグ、浦和南高の堅守を崩せず惜敗

2019年9月15日(日)、高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ1部の後期第6節が行われた。西高は、さいたま市の浦和南高グランドで9時30分から、浦和南高と対戦し0対1(0対1、0対0)で敗れた。西高の成績は、1勝13敗1分けの勝点4。西高の次のリーグ戦は、9月22日(日)の11時30分から、さいたま市の浦和南高グランドで市立浦和高と対戦する。OB諸氏には熱い応援をお願いする。

 試合は、前半開始から5分間で2度のCKを得るなど、西高が主導権を握った。前半25分の給水タイムまでに西高が得たFKは8本、南高は4本、CKは西高3本、南高は0だった。西高は課題となっていた守備のリスク管理も無難にこなしていた。給水タイム後から、南高も反撃をしてきて初めてCKを取られると、その後は10番の選手のロングスローを武器に西高ゴールへ迫ってきた。前半34分、このロングスローに西高選手が競り負け、南高選手のヘディングシュートがループ気味になり西高GKの頭を超え得点となり、前半は0対1で終わった。

 後半も主導権は西高が握った。西高は前半9分までにCK3本取り、2本のシュートを放ったが得点はできなかった。逆に、10分にはロングスローで攻められ、その崩れから南高にシュートを打たれ、逆サイドから詰めてきた南高選手にボールに触られていれば、追加点を奪われるところだった。実際、このシーンが本日の試合で、両軍を通じて唯一の決定的シーンといえた。西高もすぐに反撃し、南高ゴールライン付近までえぐって折り返したが、シュートは南高DFにブロックされ、給水タイムとなった。給水タイム後も、西高が後半6本目のCKを取った後に、南高が後半1本目のCKを得ているように、西高が南高を攻め立てた。西高は後半だけでも8本のCKを得たが、南高の堅守の前に決定的なシーンを作ることができず、試合は終了した。

 本日、西高は全員が守備のリスク管理を意識しながら試合を進めることができていた。逆に言えば、その分だけ攻撃への切り替えが遅れ、ゴール前を固める南高の守備を崩せず、ゴールから遠い方へとパスコースを限定されてしまった。次週の試合では、本日のような高い守備意識を持ったまま、攻守の切り替えを早くしてゴールへ素早く迫り、得点を奪ってほしいものである。リーグ戦も終盤になり、西高はチームの課題を改善しつつある。これを継続して、なんとか良い結果を出してもらいたい。

 

カテゴリー: ニュース パーマリンク