【速報】OB交流戦は、50代が2位、40代は3位

 2019年11月4日(月・休日)、第19回浦和4校サッカー部OB交流会が浦和西高で8時15分から開催された。秋晴れの暖かな日差しのもと、県立浦和高、市立浦和高、浦和南高、西高のOBたちが、熱戦を繰り広げた。結果は49歳以下チームは、西高は3位。優勝は県立浦和高、2位は浦和南高、4位は市立浦和高。50歳以上チームは、西高は決勝で浦和南高に敗れ2位、優勝は浦和南高。3位は県立浦和高、4位は市立浦和高だった。昨年の両チームとも4位という最悪の成績からは抜け出し、西高はホスト校の面目を保った。

 前日夜に雨が降り、グランドコンデションが良くなかったが、40代OBを中心にグランド整備を行い、開始までには試合をするには十分な状態にまで整え、各校を迎えた。今回は幹事校ということもあり、事前の打ち合わせをして参加者が増えるように努力したので、参加者は40人と今までで最多となった。60歳以上のOBも千谷一郎氏(1968年卒)や後神勤氏(1971年卒)をはじめ、11人が参加してくれた。また、1950年の創部時にコーチをして下さった小川時雄氏(88歳)が、激励に来てくれた。
 交流戦は、49歳以下チームは20分間の試合で、県立浦和高校に早々に先制されてしまう。その後もGKと1対1を作られるなど県立浦和高に攻め立てられながら、1点差で食い下がっていた西高だが、PA左からタイミングがずれた弱いシュートを打たれ、防ぎきれず追加点を与えてしまう。西高も、そこから反撃するが、1対1をGKにぶつけてしまうなど、チャンスを逸していると、県立浦和高にドリブルシュートを決められ0対3で敗れた。3位決定戦に廻った49歳以下チームは、市立浦和高と対戦した。終了5分前に、市原雄心・現西高監督(1995年卒)がバックヘッドでつないだボールを、森大吾氏(1995年卒)がニアへ強烈なシュートを決め先制した。その後、荒昌史氏(1998年卒)が追加点も上げ、西高は2対0で勝利を収めた。

 50歳以上チームは1回戦、県立浦和高と互角の攻防となった。西高は攻め込むが、ロングシュートがポストに当たって跳ね返るなどし、なかなか得点を奪えない。終了2分前に、宮内裕紀氏(1986年卒)がPA内で粘って折り返したボールを、飯島昭典氏(1984年卒)が豪快にゴールに蹴り込み、やっとのことで決勝戦に進んだ。決勝戦は浦和南高に押される展開となった。浦和南高の左ウィングを中心に何度も突破を試みられるが、西高もDFラインを上げオフサイドを取って対抗する。残り5分となったところで、浦和南高に左タッチライン際からロングシュートを打たれると、これがバーに当たってゴールの中に転がり決勝点を与えてしまう。1点を先行された西高の50歳以上チームは、控えメンバーがいなかったため、チームに活力を与える交代策が取れず、同点に出来ないまま試合は終了した。

 昨年の懇親会では、幹事校になることもあり「来年は西高が49歳以下、50歳以上ともに優勝カップを持って帰ります!」と、宣言したのだが、残念ながら優勝することはできなかった。来年こそは久しぶりに優勝したいので、OBの皆様の参加を今からお願いする次第である。

 なお、1回戦と3位決定戦と決勝戦の間に、各校の60歳以上選手で構成したチームと西高女子の試合をエキジビジョンマッチとして行った。近年の西高女子の実力向上を考慮し、1試合目は60歳以上チームは12人としたが、結果は0対5。2試合目は60歳以上チームを13人にしたこともあり、0対1の僅差で済んだ。ただ、孫のような女子選手に翻弄されながらも出場した選手たちは、どこか楽しそうに見えた。

O50メンバー
O40 メンバー
西高女子とのエキシビションマッチ
参加者全員
カテゴリー: ニュース パーマリンク