【速報】U-18リーグ 、最終戦は国際学院高と引分け

 2019年12月1日(日)、高円宮杯U-18サッカーリーグ埼玉県リーグ1部の最終戦となる後期第9節が行われた。西高は、10時00分から新座市の西武台高第2グランドで国際学院高と対戦し、1対1(0対0、1対1)で引分けた。西高のリーグ最終成績は、2勝14敗2分けの勝点8、第10位で2部へ降格することとなった。

 この試合、高校選手権埼玉県予選でベスト4に入った国際学院高が3年生も出場していたのに対し、西高は1、2年生だけの新チームで戦った。前半は、新チームの公式戦デビュー戦となった西高にやや硬さが見られ、相手にFKを与えることが多くなった。前半19分、そのFKから国際学院高に決定機を作られたが、これは西高GKがなんとか防いでCKに逃れた。これに対し西高は、縦パス1本でチャンスを作ろうとし過ぎて攻撃が単調になり、決定機をつかむことが出来なかった。それでも前半28分には、縦パスに西高MFが抜け出し決定機になりかけたが、国際学院高DFに体を入れられシュートをゴールの枠へ飛ばすことが出来なかった。しかし前半の終了間際には西高が攻勢をかけるようになり、5本目のシュートを放ちCKも1本取ることができた。

 後半は、西高も縦パス1本やりでなく、横方向の攻撃も織り交ぜることができるようになった。後半2分、サイドからのセンターリングを逆サイドの選手が折り返し決定機を作り出したが、これは西高がシュートをゴールの枠内へ飛ばすことが出来なかった。後半20分には、西高はPA内でワンツパスからシュートチャンスをつかみ、25分にはCKからヘディングシュートをしたが、いづれもゴールの枠内へ飛ばせなかった。西高がチャンスをものに出来ないでいると、国際学院高の反撃に遭うことになった。後半33分、国際学院高MFにドリブルでPA内に侵入され、ループパスでのセンターリングというトリッキーなプレーから国際学院高にヘディングシュートをゆるし、得点を上げられてしまう。しかしその3分後に、逆襲から西高MFが強烈なシュートを放つと、国際学院高DFが思わず手を出し西高はPKを得た。西高が、このPKを決めて同点に持ち込むと、試合はそのまま引分けで終わった。

 U-18リーグ 最終戦、西高は新チームの公式戦デビュー戦だったことを考えると、健闘したと評価できる。今後、長所を磨き弱点を改善しチーム力を向上させ、新人戦で好成績を上げてもらいたいものである(関東大会予選にも影響するので)。OB諸氏にも、新チームの応援をお願いする。

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