【4校OB交流会】49歳以下は優勝、50歳以上は3位

2021年11月3日(水・祝日)、第21回浦和4校サッカー部OB交流会がさいたま市立浦和高で8時00分から開催された。秋晴れの暖かな日差しのもと、県立浦和高、市立浦和高、浦和南高、西高のOBたちが、完成したばかりの人工芝グランドの上で熱戦を繰り広げた。結果は、49歳以下チームが浦和南高を1対0で破って優勝した。3位は県立浦和高、4位は市立浦和高。50歳以上チームは、3位決定戦で県立浦和高に3対0と快勝した。1回戦で市立浦和高にPK戦で敗れたのが、なんとも悔やまれる。なお49歳以下は、市立浦和高と浦和南高が優勝を分け合った。

 本日は、雲ひとつない晴天で絶好のサッカー日和であったが、西高の参加者は今井敏明会長以下33人。内訳は49歳以下が11人、50歳以上が16人、60歳以上が6人と、一昨年や去年のような40人超えとはならなかった。それでも、1950年の創部時にコーチをして下さった小川時雄氏(90歳)が、今年も激励に来てくれたのは、何ともうれしいことであった。

 交流戦は50歳以上チームは20分間の試合。西高は、1回戦で市立浦和高と対戦し、12分にCKから短く鈴木圭氏(1985年卒)、三富健大氏(1984年卒)とつなぎ、最後は横山彰氏(1985年卒)が決め先制した。しかし、市立浦和高の反撃に合い15分に同点とされ、試合はPK戦となった。西高の1人目が、シュートをバーに当ててしまい西高が1対3で敗れた。3位決定戦は、県立浦和高との対戦となった。8分に中島康雄氏(1989年卒)のセンターリングを飯島昭典氏(1983年卒)がボレーで決め先制点を上げると、15分にはまたも中島氏から西場良二氏、18分には中島氏が自らミドルシュートを決め、県立浦和高を突き離した。

 49歳以下チームは25分間の試合。西高は1回戦で、市立浦和高と対戦した。やや押し込まれていた西高だが、22分にGK宮内裕紀氏(1986年卒)のロングキックが細田圭氏(2004年卒)へ渡り、細田氏のループシュートは相手GKに防がれたが、小倉聡一氏(2002年卒)が詰めて先制した。このまま勝ち切るかと思われたが、最後のワンプレーで西高DFからGKへのバックパスが大きくそれて、ボールがゴール前に転がりやすやすと市立浦和高に押し込まれ、直後に終了のホイッスルが鳴り同点で終わった。これで気落ちするかと思われた西高だが、PK戦の1人目をGK宮内氏が止め、3対1で勝利した。決勝戦は浦和南高との対戦となった。互角の展開でどちらも決定機をつかめないまま時間が過ぎたが、15分に細田氏がペナルティーエリアを斜めに切り裂くドリブルからまたもループシュートを放つと、いったんは相手GKに防がれるがこぼれ球を中島康雄氏が詰めて西高が先制した。その後、浦和南高は長身センターバックを前線に上げパワープレーを仕掛けてきたが、DF陣が体を張って防ぎ西高が優勝をもぎ取った。

 なお、例年女子高校生と行っていたエキジビジョンマッチは、今年も各校の60歳以上選手で2チームを構成して実施した。西高からは野間薫副会長(1974年卒)と平田忠光氏(1975年卒)、大沢正己氏(1978年卒)の3人が出場した。今年、西高は幸いにも2年連続優勝を成し遂げたが、参加したOBが減ってしまったのが気がかりである。OBが多数参加してくれた上で、良い成績を上げられるのが何よりうれしいことと言えるので、来年は、今年以上に多くのOBの参加をお願い申し上げます。

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