高校選手権予選、正智深谷高に延長戦で惜敗

平成27年度第94回全国高校高等学校サッカー選手権大会埼玉県予選が10月10日(土)から始まった。西高は、10時から深谷市の埼玉工業大グランドで正智深谷高と対戦し、0対1(0対0、0対0、延長前半0対0、後半0対1)で敗れた。

インターハイ予選1回戦の再現となった組合せ。前回は西高の勝利で終わったが、今回は相手にも油断は一切なかった。優勝候補の一角、正智深谷高は試合を通して西高選手に厳しいプレッシャーをかけ続けた。

ボールを6分4分で正智深谷高に支配される中、西高の最大のチャンスは、前半早々、5分にやって来た。西高のシュートが正智深谷高選手の足に当たり絶妙のループになりゴールの方向に飛んだ。運よく入るかと思われたが正智深谷高GKがかろうじて触り、さらにバーに当って落ちたところを、再度GKがボールを押さえた。その後、西高はボールを支配され続けるも正智深谷高に決定的なシュートは許さず、前半は終わった。

後半に入ると、西高もしだいに中盤でパスをつなげるようになり、何本かシュートを放ち反撃する。しかし後半35分、ゴール前で正智深谷高選手に抜け出され、最大のピンチを迎える。入るかと思われたが、これは西高DFが身体をはったシュートブロックでボールをゴールラインの外へはじき出した。

その後、両校ともに得点を取れぬまま、試合は延長戦に突入した。その延長後半2分、西高は右サイドを正智深谷高にえぐられ、ゴールエリア手前から速いボールを折り返され、それに正智深谷高選手に飛び込まれてゴールを失ってしまう。

結局、このゴールが決勝点となり、西高は正智深谷高に惜敗し1回戦で姿を消した。両校とも高い集中力で良い守備をした好試合だったが、西高には勝利の女神が微笑まず、大変残念な結果になってしまった。

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