【速報】西高女子、決勝リーグ第1戦は花咲徳栄高に敗れる

 平成30年度埼玉県高校女子サッカー選手権大会は、2018年9月17日(月・祝日)に決勝リーグと順位決定戦が西高グランドで行われた。西高女子は、11時00分から花咲徳栄高と対戦し1対5(0対1、1対4)で敗れ、準々決勝の勝者4校で競う決勝リーグは黒星スタートとなった。
 決勝リーグは4校が1回戦総当りで戦い、1位と2位の高校は全国高等学校女子サッカー選手権への出場権をかけて戦う関東高等学校女子サッカー選手権へ、3位と4位の高校は全国大会の予選ではない関東大会へ出場する。決勝リーグの第2戦は、9月22日(土)に埼玉スタジアム第4グランドで12時試合開始、南稜高と対戦する。最終戦は、9月24日(月・休日)に東松山市の岩鼻グランドで15時試合開始、本庄第一高と対戦する。OB/OG諸氏の応援をお願いする。

 試合は、昨年からここまで埼玉県女子高校サッカーの全ての大会で優勝している、花咲徳栄高の猛攻で始まった。前半4分、花咲徳栄高の2本目のCKが綺麗な弧を描いて西高ゴールを襲うと、これが直接ゴールに入ってしまう。その後も、花咲徳栄高の猛攻が続き、合計7本のシュートを浴びるが、西高女子もよく粘り、前半はCKからの1点だけで防いだ。
 後半も開始から花咲徳栄高の攻撃が続いた。後半15分、サイドからのセンターリングを花咲徳栄高選手にヘディングシュートされると、西高女子GKの動きとは逆のコースにボールが飛び、追加点を許してしまう。給水タイム後には、花咲徳栄高MFに独走を許してしまい、3点目を上げられてしまう。その後は、西高女子がシュートブロックに行ったがやや遅れたため跳ね返せず、ボールが西高GKの頭をふわりと越え、アンラッキーな4点目を花咲徳栄高に献上してしまうなど、0対4と大差がついてしまった。ここまで西高女子はシュートがなかったが、後半34分、サイドバックからのロビングボールに西高女子FWが走り込みループ気味のシュートで花咲徳栄高GKの頭上を抜き、1点を返す。これは花咲徳栄高が今大会許した、初めての失点になった。その後、西高女子が追加点を狙い攻撃に比重をかけると、逆に花咲徳栄高に5点目を決められ試合は終了した。
 本日の試合は、30度を超える高温であったこと、これまで35分ハーフの試合が決勝リーグからは40分ハーフと試合時間が長くなったことなどが、走力・パワーで優る花咲徳栄高に有利に働き、予想外の大差となったと思われる。決勝リーグ第2戦までは4日間空くので、西高女子には体力を回復するとともにメンタルもリフレッシュして戦ってほしいものである。

 なお埼玉県高校女子サッカー選手権大会の詳しい日程とこれまでの結果は、【こちら】をご覧ください。

カテゴリー: ニュース(女子) パーマリンク