本日2015年9月23日(水・祝日)、第15回浦和4校サッカー部OB交流会がレッズランドで開催された。快晴の秋空の下、浦和高、市立浦和高、浦和南高、西高のOBたち総勢128人が、熱戦を繰り広げた。今回、幹事を務めた西高は、延べ27人の参加で昨年よりも参加者が2人増えたが、ケガ人もいてメンバーを重複させないと40代、50代の2チームが編成できない苦しいやりくりを迫られた。この40代、50代の交流戦の他に、各校の60歳以上のOBと西高校女子チームとのエキジビジョンマッチに、西高からは池田明史OB会長をはじめ60代のOBたちが出場した。
交流戦は、49歳以下チームが浦和高校に攻められながも、逆襲から曽根田清隆君(平成6年卒)がきれいなトラップから鮮やかなハーフボレーを決め先制した。その後、浦和高にドリブルから豪快なシュートで同点とされるも、GK宮内裕紀君(昭和61年卒)を中心に守り抜き、PK戦を3対1で制して決勝に進んだ。50歳以上チームも、浦和高に押されながらも大沢正巳君(昭和53年卒)が右から来たボールを抑えの利いたシュートで左サイドネットに蹴り込み、浦和高に勝ちこちらも決勝に進んだ。
49歳以下と50歳以上の両方のチームが決勝に勝ち上がり、幹事校としておおいに盛り上がる中、50歳以上チームは、久しぶりの優勝を狙い闘志をみなぎらせて決勝に臨んだ。しかし決勝では、浦和南高校にコーナーキックから先制されてしまい、0対1で残念ながら2位に終わった。続いて行われた49歳以下チームの決勝は、出場できるメンバーが少なくなったため、50歳以上の決勝に出場した11人の内7人が掛け持ちで出場せざる得なくなった。試合は、2試合連続となった西高の運動量が少なく、市立浦和高に圧倒的に攻め込まれる展開となった。しかし、GK曽根田淳一君(平成元年卒)のファインセーブとポストやバーにも助けられ、試合は0対0のまま終わり、PK戦も3対3で結着がつかず両校優勝となった。今回、曽根田兄弟の活躍もあり、49歳以下チームが久しぶりに優勝することができた。次回は、さらに多数のOBに参加を呼びかけ、49歳以下と50歳以上で2チームを編成し単独優勝を狙いたいものである。
なお、60歳以上のOBと西高校女子チームとのエキジビジョンマッチの第一試合は、両チーム譲らず一進一退の展開となった。結果は、西高女子が1、2年生だけの新チームになったばかりにもかかわらず、GKにボールを触らせることのない安定した守備で、60代以上のOBチームに1対0で勝利した。第二試合では、往年の名選手たちが要所でナイスプレーを見せ西高女子に対抗したが、時間の経過とともに西高女子がペースを握り、最後は西高女子が3対0で勝利した。交流戦後、レッズランドのクラブハウス内で懇親会が行われた。多数のOBが参加し、西高の先輩・後輩のみならず各校のOBとの交流に華が咲いた。